話し合えば誰とでも分かり合えるはずがない。人間関係にも優先順位を。
分かり合うと認め合うは違うと思うスヤマタクジです。
今回は話し合えば誰とでも分かり合えるはずがないというお話について。
- 動画解説:話し合えば誰とでも分かり合えるわけではない。人間関係にも優先順位を(約5分)
- 誰とでも分かり合えるは乱暴な話
- 話し合いで理解は深めることはできる・・・が
- 理想通りならみんな家族とは分かり合っているはず
- そんな風に考えているんだと思うぐらいでいい
- 大事な人には理解しようとし続ける
- 結論
動画解説:話し合えば誰とでも分かり合えるわけではない。人間関係にも優先順位を(約5分)
誰とでも分かり合えるは乱暴な話
ちゃんと話し合えばどんな人とも分かり合える!
なんてことを言う人がときどきいますが、
そんなわきゃない!
と僕は言いたい。
なぜなら、人それぞれ性格や価値観が違いますから。
全く同じ性格や価値観の人がいない限り、100%理解し合えるなんてことはできません。
性格や価値観が近い人であってもどこかの部分では理解できない部分がありますからね。
話し合いで理解は深めることはできる・・・が
もちろん、話し合えばお互いの理解を深めることはできます。
その結果、その人がどんな人かは知ることができるでしょう。
が、知ることと分かり合うことは違います。
価値観が真逆であればぶつかる可能性が高まりますし、さらに厄介なのはまったくベクトルが違う価値観の場合。
真逆であればまだぶつかることで交わることもできるのですよ。
でも、ベクトルが違ってくるとどこまでいっても平行線。
平行線な価値観だとどこまでいっても交わることはなく分かり合うことは永遠に無理ですから。
理想通りならみんな家族とは分かり合っているはず
話し合えば誰とでも分かり合えるというのはやはり理想論。
もし、本当に時間をかけて話し合えば誰とでも分かり合えるというのなら、みんな家族とは分かり合っているはず。
が、実際にそうじゃない人も多いですよね?
僕も親の価値観は分かりませんし、親も僕の価値観は分かっていないと思います。
そんな風に考えているんだと思うぐらいでいい
人それぞれ性格や価値観が違うのですべてを理解するのは無理。
さらに、その違いが大きい人とは分かり合うことも無理です。
とはいえ、分かり合えない人を否定するのはナンセンス。
分かり合えない人に対しては、
そんな風に考えているんだ
と思うぐらいOK。
よく言えば分かり合えなくても認め合うというやつですね。
とはいえ、僕はそんな肩肘張らなくても、
そんな感じなんだ~
といったぐらいでいいかなと思いますね。
ただ、認め合うには相手の協力も必要。
なかには相手を認めず否定や攻撃ばかりする人もいるので、そんな人とは距離を取った方がお互い幸せですね。
否定されたり悪口を言われたりするのは聞く側にとっても言う側にとってもデメリットが大きいですから。
そういった人とは距離を取ることで逆にうまくいくこともよくあります。
大事な人には理解しようとし続ける
逆に恋人・結婚相手・子供など、これから多くの時間を過ごす大事な人には理解できないことがあっても理解しようとし続けることが必要。
上にも書いた通り、人はそれぞれ性格や価値観が違うため、家族・恋人・友人などの仲の良い人とも100%分かり合うことは無理。
とはいえ、100%分かり合うことができなくても理解しようとする姿勢は示し続けないといけない。
諦めてしまうとそこで理解は止まってしまいますからね。
たまに会う関係ならそれでもいいですが、毎日のように会う関係であればそこから時間をかけて関係に亀裂が入っていきます。
とはいえ、理解しようとする姿勢を示し続けることはとても大変。
だからこそ、全員に全力を尽くす必要はないのです、というかできません。
人間関係だって仕事などと同じ。
重要な部分に力を入れ、それ以外はそれなりでいいのです。
常に100点を目指さず、100点を目指すのは重要な人間関係だけ、あとは赤点取らなければOKぐらいがちょうどいい。
結論
全ての人と分かり合うのは無理。
人間関係にも仕事や勉強と同じく優先順位を付けることが必要。
以上、『話し合えば誰とでも分かり合えるはずがない。人間関係にも優先順位を。』でした。