会社員からフリーランスになって1週間で350万円失った話
会社員からフリーランスになったばかりの頃にひどい目に遭ったスヤマタクジです。
今回はその時のお話について。
- 動画解説:会社員からフリーランスになったら1週間で350万円失った話(約6分)
- フリーランスに転身して始めてやったこと
- フリーランス転身後にいきなり300万円稼げた
- その次の週で350万円失うことに
- 経験談から語るフリーランスに専業トレーダーをおすすめしない理由
- 結論
動画解説:会社員からフリーランスになったら1週間で350万円失った話(約6分)
フリーランスに転身して始めてやったこと
会社員からフリーランス(自営業・個人事業主)になってもうすぐ10年。
ここ数年は順調ですが最初はホント色々とありましたね~。
特に最初は今とは全く違う仕事にチャレンジしていたので状況も全然違います。
僕が会社員からフリーランスに転身して一発目にやったことはFXトレーダー、専業の投資家というやつですね。
選んだ理由はズバリ
楽そうだったから!(笑)
僕はもともと怠け者で仕事が嫌いだったのですが、ブラック企業に勤めてからさらにその気持ちが加速しました。
なので、家に居ながらラクに稼げそうなイメージがあった投資家は当時の僕の理想のスタイルだったというわけです。
その中でも株でなくFXを選んだのは、僕が脱サラしたときにちょうど流行っていたからですね。
フリーランス転身後にいきなり300万円稼げた
ということで、いくつかの本を読んでさっそくFXに挑戦してみました。
結果、
5連勝して1週間で300万円も稼げた!
完全なビギナーズラックというやつですね(笑)
今考えるとこれがまずかったですね~
最初に負けていたらすぐにFXの危険性に気付いて、その後は慎重になれたと思うのですが、
ガンガンに勝ってしまったものですから完全に有頂天状態。
FXにはレバレッジという少ない資金でもその数倍~数百倍で取引できる制度があるのですが、
その当時はまだ出来ていたレバレッジ100倍(今は出来なくなった)で取引する状態になっていました。
レバレッジ100倍とは単純にレバレッジ1倍のときよりリターンもリスクも100倍ということです。
その次の週で350万円失うことに
当然ですがレバレッジ100倍のときは勝っているときは少ない資金でも大儲けできる。
しかし、逆に負けたときは大損をするということです。
調子に乗ってこれを完全に忘れていたのですよね~
しかも、300万円勝って資金も増えたことでさらにFXのトレードに資金を投入するようになっていた。
そこでやってきました大損する時が!
最初にガツンと50万円負け、その後はそれを取り返そうとしてトレードすればするほど逆にさらに損をするという負のスパイラルにハマることに(大汗)
FXなどの投資の怖いところは勝ちたい、負けたくない、負けを取り返そうなどといった感情に振り回れた時には大損してしまうこと。
特にFXは株と違い、24時間いつでもトレードが行えるため、この状態に陥ると夜も気になってまともに眠れない状態になる。
結果、1週間で300万円勝った翌週に350万円を失うことに。
マイナス50万円で僕のFX生活はフィニッシュです。
経験談から語るフリーランスに専業トレーダーをおすすめしない理由
- 収入がそれしかなくなるので感情に振り回されやすくなる
- 大きく資産を失うリスクがある
- 眠れなくなるなど、精神的にすごくよろしくない
FXなどの投資で勝つために大事なことは余裕を持って感情に振り回されないようにすること。
つまり、お金があり余っている資産家でもなければ、投資だけで生活するのは感情に自ら感情に振り回されやすい状況を作っているようなもの。
また、会社と違いフリーランス・個人店などはコストを抑えてまずは出費を減らすことが長く続けるために大事なこと。
つまり、大きく資金を減らすリスクがある投資方法は個人事情主がもっともやってはならないこと。
そして、フリーランスじゃなくても健康は一番大事ですからね。
眠れなくなるなど、体調を壊すような働き方はもっともやってはいけないこと。
FXなどの専業トレーダーは自営業者がやってはいけないことだらけの仕事というわけでおすすめしません。
結論
FXなどの専業トレーダーはフリーランスが行う仕事の中ではもっとも失敗しやすい仕事の一つ。
ちなみに僕はその後、2週間ほど放心状態となり(笑)
復活後に今のようなネットで稼ぐ仕事を始めることになります。
また、投資も完全にやめたわけでなく、今でも仕事をしながらでも出来る中長期の投資は続けています。
せっかくの痛い目に遭ったという大きな経験ですから、そこで『怖い!』と完全に辞めてしまうのが一番もったいないですからね。
以上、『会社員からフリーランスになって1週間で350万円失った話』でした。