スヤマタクジの社会ブログ

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多くの日本人が身体に悪い間違った歩き方をしている

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姿勢の悪さでついにひどい腰痛に襲われたスヤマタクジです。
今回はその原因は歩き方にあった!というお話について。

動画解説:多くの日本人が体に悪い間違った空き方をしている(約9分)

まともに歩けない腰痛に襲われた

デスクワークを中心にやっていることもあり、前から軽い腰痛はあったのですが、

最近になって掃除をするとなかなかの腰痛になるようになりました。

そして、ついにまともに歩けないほどの腰痛になってしまった!

立っていても座っていても腰が痛くしょうがないので、その時はずっと寝て本を読んで過ごしていたのですが、

その時たまたま読んだ本によって腰痛の原因は歩き方にあるということに気付きました。

 

腰痛&歩き方改善に役立った本

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その本がこれ。
『フットボールネーション』というサッカー漫画です。

日頃マンガを読まない人は、

なんだ漫画かよ

とバカにする人もいるかもしれませんが、今のマンガのレベルは本当に高い。

リアルにこだわったものなら専門書レベル、絵がある分、専門書よりも分かりやすい漫画もたくさんありますから。

この辺りについてはホリエモンこと堀江貴文さんなど、多くのビジネスマンや著名人も認めているぐらいですから。

>>漫画が読書の質と量を上げてくれる記事を見る

このフットボールネーションもそんなマンガの一つで、特に身体の使い方について詳しく描いています。

でも、サッカー漫画なら一般人には関係ないのでは?

と思った方、ちょっと待ってください!

フットボールネーションでは身体の基本的な使い方についても多く描かれているので、

サッカーをやっていない一般人でも役立つ情報がたくさんある。

その中でも特に役立つのが歩き方です。

 

多くの日本人が間違った歩き方をしていた

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多くの日本人がやっているのが左のももの前の筋肉を使った『もも前歩き』

逆に右側がももの裏の筋肉を使った正しい歩き方『もも裏歩き』

もも前の筋肉はブレーキ筋と呼ばれ、本来は止まるための筋肉。
日本人の多くはそのブレーキ筋を使って歩いている。

もも前のブレーキ筋を使って歩くということは、つまりブレーキを踏んだ状態でアクセルをふかそうとしている状態。

結果、右と比べると姿勢が悪くなり、首や腰に負担をかけるというわけ。

逆にもも裏の筋肉はアクセル筋と呼ばれ、こちらが本来歩くために使う筋肉です。

が、多くの日本人はこのもも裏のアクセル筋がうまく使えていない状態。

日本人の多くがもも前歩きをしているのは、子どもの頃からやらさせる行進が原因

じゃないかとこの作品では描かれています。

たしかに行進するために高く足を上げるにはもも前の筋肉を使わないといけませんからね。

 

正しい歩き方をすればどうすればいいのか?

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こちらもフットボールネーションで詳しく描かれています。

歩き方の詳しい解説は2巻ですね。

ただ、他にも走り方など毎巻身体についての詳しい解説エピソードが入ってくるので、

サッカーに興味がなくても2巻以外も読んでみるとより身体の使い方が理解できておすすめです(サッカーに興味があるとよりおもしろい)

もも裏歩きのコツはお尻の少し下を意識して歩くこと。

詳しい歩き方を引用すると、

もも裏歩きのコツは
体軸を立て、お尻の下半分から もも裏がスッと前に押される感じで歩くこと!
この時、後ろ脚に体重がかかる時間を少し長くすると、結果的に軸脚のヒザが伸びるはず!

これやってみると分かると思いますが、お尻の少し下を意識すると上半身も自然と姿勢が良くなるんですよ!

 

歩き方が変わると立ち方や姿勢も変わる

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ちなみにもも前歩きをしている人と、もも裏歩きをしている人はこんな風に立っている姿勢も変わってきます。

正しく身体や筋肉が使えていないもも前歩きが軸がブレブレなのに対し、もも裏歩きが出来ると軸が出来て姿勢が良くなる。

自分でやってみてこれを実感しました。

僕は昔から猫背で姿勢が悪く、これが原因で首痛や腰痛に悩まされていました。

それで周りからも

背すじを伸ばせ!

とかよく言われていたのですが、そんなことは自分でも分かっているのですよ。

が、上半身に力を入れて背すじを伸ばすのは辛くて長時間キープできないのですよね~。

それもそのはずで、姿勢を良くしたいのなら上半身じゃなく下半身をしっかりとしないといけない。

土台がしっかりとしていないのにいくら上半身だけ踏ん張っても意味がなかったのですよね~

 

歩き方や姿勢を変えるのに筋肉や年齢は関係ない

歩き方や姿勢を変えるのは誰でも年齢も関係もなく行えます。

猫背の原因は上半身の筋肉が足りないからと言われたこともありましたが、

全然そんなことはありません。

立って歩けるなら、身体に一番負担が少ないもも裏歩きができる筋肉は十分にあります。

また、フットボールネーションでは健康のために身体に負荷をかけることも決して身体に良いわけじゃないと言っています。

余計な筋肉は邪魔になるだけですし、ランニングやウォーキングだってやり過ぎはもちろん、間違った身体の使い方をしていると逆に負担をかけるだけ。

ちなみに僕はもも裏歩きを始めてからそれ以外は特になんにもトレーニングをしていないのに全身筋肉痛になりました(笑)

今までどれだけ間違った身体の使い方をしていたかを痛感しましたね。

 

結論

子供の頃の行進の影響などで日本人は間違った歩き方・姿勢の人が多い。
これを矯正するだけでもかなり身体の負担は減る。

以上、『多くの日本人が身体に悪い間違った歩き方をしている』でした。