これからは今までの日本人失格な新しい生き方が必要になる時代
読書は感想文を書くより考察の方が好きなスヤマタクジです。
今回読んだのは田村淳さんの『日本人失格』の読書感想文・考察について。
- 動画解説:今までの日本人失格な新しい生き方が必要になる時代(約5分半)
- 田村淳さんの日本人失格を読んで
- 自分で生み出せない人は淘汰されていく
- これからの時代に必要なこと
- 『個』を磨くことは自分自身と向き合うことでもある
- 田村淳さんの『日本人失格』の読書感想文・考察まとめ
動画解説:今までの日本人失格な新しい生き方が必要になる時代(約5分半)
田村淳さんの日本人失格を読んで
今回の記事は田村淳さんの『日本人失格』を読んで感じたことをまとめています。
読書感想文というより、気になった部分を掘り下げた僕の考察部分の方が強い内容になっています。
ここからは『日本人失格』で気になった部分を引用しながら僕なりの感想や考察を書いていきます。
自分で生み出せない人は淘汰されていく
学校の勉強なんて、乱暴な言い方をすれば、現段階でわかっているものを習うことだ。
もちろんそれを知ることは大事だけど、これからの時代は、その知識をベースに、問題を発見し解決することや、今あるものを組み合わせたり組み替えたりして、今までなかったものを新しく作り出すことが、さらに必要になるだろう。
今の日本の社会はみんなと同じことをするのが正しいといった風潮。
学校でも会社でもその傾向は強いですよね~。
良い学校に入って良い会社に入る
といった古臭い考えを持っている人はまだまだたくさんいますし。
が、こんな時代はもうすぐ終わりを告げます。
それはこれからAIやロボットが社会に本格的に進出してくるから。
AIの進化スピードはトンデモもなく早く、すぐに人間よりも早く正確に仕事を行ってくれるようになります。
そうなれば、コストがかかって正確さやスピードが劣る人間はお払い箱ですから。
誰でも出来るような仕事をしているとすぐに淘汰されてしまう。
そして、今の学校で教えてくれるのは現段階で分かっているものだけ。
学校で真面目に勉強しているだけではダメなのです。
これからの時代に必要なこと
これからの時代に必要なことは大きくまとめると『個』。
つまり、個を磨くことが唯一無二の自分自身のスキルへと繋がる。
が、
今の日本って個を磨くのが難しい環境
なんですよね~。
『空気を読め』とか『それは前例がない』とか『みんなと違うことをするな』といった同調圧力がすごいですからね~
ちょっと人と違ったことをすれば周りから袋叩きに遭うなんてこともある。
ただ、それに負けちゃいけない。
周りに合わせても最終的に損するのは自分自身ですから。
日本という大きなシステムは変えられないけど、自分を変えることはできる。
そして、同調圧力が強まってきている今の日本だからこそ、僕はみんなそれぞれの〝個〟を磨いて、バラバラに動いていったほうがいいと思う。
社会に嘆いている暇があるなら自分を変えることに時間を使う。
社会と比べたら自分自身なんて一人で変えることができますから。
『個』を磨くことは自分自身と向き合うことでもある
自分で自分の〝個〟を磨くということは、〝自分が何者であるか〟を知る取っかかりにもなるわけで。
〝自分を知る〟ということは、自分の可能性を知ることにもつながるし、今の日本人に一番、意識できていないことなのではないのかなと思ったわけ。
よく
『自分がよく分からない』『自分のやりたいことや得意なことなんて分からない』
なんて言う人がいますが、そういった人はちゃんと自分に向き合ったことがないだけだと思うんですよね。
自分で自分の特徴が分からないなんてことはありません。
自分が一番自分自身と付き合っているわけですから。
自分が何に楽しいと感じ、どういったことなら時間を忘れて没頭できるか考えてみればいいだけ。
自分探しの旅なんてしなくてもこれだけでOKですね。
個を探す・磨くということは自分という人間を知るために役立つ行為です。
田村淳さんの『日本人失格』の読書感想文・考察まとめ
今の日本の社会や常識に捉われない個を磨くヒントが得られる本
以上、田村淳さんの『日本人失格』の読書感想文・考察でした。