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会社員を選んでも二つの大きなリスクがあることを覚えておく

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最終的に会社員を選ぶにしてもリスクを知った上で選んで欲しいスヤマタクジです。
今回はそんな会社員のリスクについてまとめました。

動画解説:会社員でも二つのリスクがある(約4分)

場合によっては保障が意外とない

会社員はフリーランスよりも安定していて保障もある。

こんな意見をよく聞きますが、これに関しては過度に期待しすぎかなと思います。

例えば、フリーランスにはない定時や定休、有休があるといった意見がありましたが、これって会社によりますよね?

定時に帰れない・定休に休めないなんて話はよく聞きますし、有休だって100%消化している人の方が世の中では珍しいぐらい。

僕はブラック企業に正社員として勤めていたことがありますが、その時はこの3つは全てありませんでしたからね。

正社員でも会社によっては思った以上に保障はない。

これが非正規だったらさらに待遇が悪くなる。

世の中でよく言われる会社員の保障の良さはあくまで一部の待遇が良い会社の正社員になった場合。

で、実際そんな状態の会社員は全体から見ればごく少数です。

 

一生安泰なんてどんな会社にも絶対にない

上は場合によってですが、ここからの二つはどんな会社員にも必ず当てはまること。

会社員は安定しているなんて言われますが、一生安泰の会社がない限り、これも不正解です。

どんなに待遇が良い会社であっても利益が落ちれば、リストラや給与カットのリスクはありますし、最悪潰れることだってあるのです。

この点に関しては会社員もフリーランスも同じ。
うまくいかなければ仕事自体がなくなってしまう。

個人で働くフリーランスより集団で働く会社員の方が安心なんてことはありませんからね。

それは集団にいることで安心しているだけ

人が多ければ多いほどコストが大きくなるので、一度転げ落ちるともの凄いスピードでダメになりますから。

 

100%仕事を選べないリスクは思った以上に大きい

僕は一番の会社員のデメリットはここだと思います。

仕事を自分で選べないってことは好き嫌いの話もありますが、自分の能力やスキルアップを自由に行えないということ。

また、会社や職種によってはかなり限られた仕事しか経験しないということもあり得る(特に1つの会社1つの職種だけをやり続けたら)

これはかなりの機会損失ですよ

やったことないだけに実は向いていたなんてよくあります。

フリーランスでも新しいことに挑戦しない会社員思考の人ならこういった発見はありませんが、少なくとも自分の意志一つで新しいことに挑戦することはできます。

>>会社員思考のフリーランスは損をする記事を見る

でも、会社員だったらそれらが会社によって決められる。
これが10年・20年と続いているわけですからね。

その間、ずっと挑戦し続けているフリーランスと1つの仕事に固定されている会社員では経験値の幅に大きな差が生まれます。

 

出来ることが少ない未来のリスク

1つの仕事をやり続ける。

これでも今までは問題はありませんでした。
が、これからはそうはいかなくなります。

それは、

その一つの仕事がAIやロボットに代替えされる可能性がある

から。

2017年時点でも徐々にAIやロボットを取り入れている現場が増えていますし、これからさらにこの流れは加速するでしょう。

だって、AIやロボットの方がコストが安いですし、スピードも早くミスも少ないですからね。

ついでに文句も言わない。
雇用側にとって理想的な労働力。

そんなAIやロボットに代替えされない価値を持つ。
そのためにはやはり自分で100%仕事を選べないというのは大きなデメリット。

 

結論

どんな会社員にもある二つの大きなリスクは、会社の業績悪化によるリストラや給与カットと自分で仕事を100%選べない(自由に能力アップができない)ということ。

以上、『会社員を選んでも二つの大きなリスクがあることを覚えておく』でした。

ではではまた。