世界が変わっても日本の政治家は変わらない
今の日本の政治はまるで期待できないスヤマタクジです。
2017年は世界の政治が大きく動きそうですが、日本は変わらないかなと感じている今日この頃です。
2017年は世界の政治が大きく動く年
2017年の世界の政治イベントで主なものは、
- イギリスのEU離脱
- フランス大統領選挙
- ドイツ連邦議会選挙
など。
そして、すでにアメリカではトランプ大統領が誕生しています。
トランプは良くも悪くもさっそく大きく動いています。
そして、すでに存在感を放っているロシア&中国。
これらも絡んで2017年の世界政治は大きく動きそうな予感。
が、日本の政治家は変わらない
アメリカを筆頭に世界で大きな変化が起こりそう。
なら、日本でも!・・・と言いたいところですが日本ではないでしょうね。
また、そんな変化が起こると思っている人も少ないのではないでしょうか。
もちろん、アメリカなど他から何かアクションがあれば、それの対応やリアクションはするでしょうが。
今アメリカで起こっているような国内の大きな変化が起こるとは考えづらい。
日本の政治家が変わらない理由
いろいろと理由はありますが、大きな理由はこの2つ。
- 制度上の問題
- 日本の人口構造の問題
日本はアメリカのように大統領制ではありませんし、さらに日本の政治家のトップである内閣総理大臣も国民投票では選べません。
そして、総理大臣は基本的には一番勢力がある政党(ほぼ自民党)から選出されるため、今回のトランプのような人が総理大臣になることはまずありません。
最大政党に所属し、そこで人脈を作り、そこで出世していく。
まあ、普通の大企業に入って社長を目指すようなものですね。
派閥争いに勝たないといけない上に政治家になるにはお金もいる。
結果、総理大臣になれるのは二世や三世ばかりというわけです。
つまり、
政治家のトップは内輪ばかり
ということになります。
日本の政治は保守的。
社会保障など、上の世代に対してばかり手厚く、若い世代や女性、貧困層へのサポートが薄い。
簡単に言えば、じいさんばあさんにばかりお金をかけている。
シニア世代の医療・介護・年金だけで国家予算のどんだけ使ってんだ!と言いたくなる。
これをもう少し若い層に回すだけでもかなり変わってくると思うのですが。
では、どうして政治家はシニア世代に向けた政策にばかり力を入れるのか?
それは日本が少子高齢化社会だから。
つまり、
老人が多くて若い人が少ないから多い方のご機嫌取りをする
というわけ。
ついでにいうと、若い人よりお年寄りの方が選挙の投票率も高いですからね。
より票がたくさんもらえる層に力を入れるわけ。
また、政治家自身もおっさんが多いというのもあるでしょう(総理大臣は今のところ全員おっさんですし)
内輪&おっさんばかりの国会で変わるわけがない
国会議員は二世三世が多い。
さらに、大きな派閥に所属しないと上は目指せない。
結果、内輪感がさらに強くなる、トップを目指すにはある程度の年数は必要となる(おっさんになるまで待つしかない)
そんな人がトランプのような思い切った政策はできませんって
せっかく苦労して登りつめたのですから、わざわざ自分でそれをぶち壊すようなことをするわけがない。
さらに総理大事など、権力がある地位に就いたときはすでにおっさんですから。
人間、年を取るほど自分を守る保身が強くなるものですから。
そして、若い人がそれをぶち壊すのは制度上ほぼ不可能。
結論
日本の政治家が変わることは今のところなさそう。
政治に期待するよりも自分で何か始めた方が断然可能性が高い!
以上、『世界が変わっても日本の政治家は変わらない』でした。
ではではまた。